兵庫県警は、神戸市内で車を運転中、駐車していた原付バイクに接触する事故を起こしたものの警察に届け出なかったとして、日本維新の会の和田有一朗衆議院議員を書類送検しました。

道路交通法違反の事故不申告の疑いで書類送検されたのは、2021年の衆院選で兵庫3区に日本維新の会から立候補し、比例近畿で復活当選した和田有一朗議員（58）です。

警察によりますと、和田議員は7月17日正午ごろ、神戸市垂水区のマンションの敷地内で軽乗用車を運転し、車を切り返すためバックしたところ、駐車場の原付バイクに接触し、はずみで隣の原付バイクも転倒し、車から降りてバイク2台を起こしましたが、警察に届け出ず立ち去った疑いが持たれています。

和田議員は当時、地元で活動中で、後日、警察から連絡があり、任意で聴取を受けたということです。

和田議員は7月、サンテレビの取材に対し、「元に戻して原状復帰すれば、それでいいと思ってしまいましたので、私の認識の甘さです。事故という認識がなかったということです。私の不注意から起こったことなので、捜査に対しても所有者の方に対しても誠実に対応しようと思っています。」と話していました。