子どもたちが本のある空間で自由に過ごせる「たねとしずくライブラリー」西宮にオープン

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ひとり親家庭などの子どもたちが、本を読んだりして自由に過ごせるフリースペースが兵庫県西宮市にオープンしました。

阪神西宮駅から歩いて1分の場所にある2階建ての一軒家。

「たねとしずくライブラリー」は、ひとり親家庭などの子どもたちに、親が仕事などで家にいない時間でも安心して過ごしてもらおうと、市内のNPOが開設したフリースペースです。

家庭の経済状況や子どもの特性に関係なく、0歳から19歳までであれば誰でも無料で利用できます。1階では、本を読んだり食卓を囲んで談笑することができます。

まるで図書館のようなこちらのスペース。 取り組みの賛同者は月に3000円の寄付をすることで、1箱に好きな本を並べ、子どもたちに読んでもらうことができるという仕組みです。

また、2階は主に中・高生が勉強に集中できるよう、静かに過ごせるスペースになっています。

この施設は、NPO法人「たねとしずく」のスタッフのほか、学生ボランティアも協力して運営しています。

「たねとしずくライブラリー」は毎週水曜から金曜に開館していて、今後は食事の提供や学習支援、季節のイベントなどを行っていくということです。

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