患者を搬送中の救急車に車を当て逃げ 電気工事業の男を逮捕

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8月7日午後3時ごろ、兵庫県神戸市北区の県道で患者を搬送中の救急車に当て逃げしたとして電気工事業の男(46)が逮捕されました。

救急隊員や患者らにけがはありませんでした。

道交法違反(事故不申告)の疑いで逮捕されたのは西宮市の電気工事業の男(46)です。

警察によりますと男は、8月7日午後2時47分ごろ、神戸市北区有野町有野の県道で軽ワゴン車を運転中、患者を搬送中の救急車と接触する事故を起こしたにもかかわらず警察に届け出なかった疑いが持たれています。

警察の調べに対し男は、「車内で音を大きくして音楽を聴いていたので、救急車のサイレンが聞こえなかった。 大きな事故ではないので大丈夫だと思った」などと容疑を認めているということです。

現場は片側1車線の直線道路で、サイレンを鳴らした救急車が前方の男の軽ワゴン車が停止したため追い抜こうとしたところ、
男も前の車を追い抜こうと対向車線側に出てきて接触したとみられます。

救急車の破損は軽度で患者の症状も安定していたため、救急隊員が110番した後、別の救急車で患者を病院へ搬送したということです。

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