8月15日で、終戦から78年を迎えます。神戸市立中央図書館では、神戸空襲の被害を伝える特別展が開かれています。
神戸市立中央図書館で開かれている「戦災関連資料展」は、戦争を知らない世代に、命の大切さと平和の尊さを考えてもらおうと、神戸市が毎年この時期に企画しているもので、ことしで19回目を迎えます。
会場には、度重なる空襲で焼け野原となった神戸の街の様子や、空襲に備えて消火訓練を行う市民の姿を捉えた写真が展示されています。
また、空襲でアメリカ軍が落とした焼夷弾の破片や、当時の人たちが身に着けていたガスマスクなど、市民から寄贈された品も紹介されていて、戦争の恐ろしさを伝えています。
この特別展は、8月18日まで神戸市立中央図書館で開かれています。