第105回全国高校野球選手権記念大会が開幕し、日本中から頂点を目指し、集まった高校生たちの熱い夏が始まりました。
8月6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した第105回全国高校野球選手権記念大会には、地方大会を勝ち抜いた49の代表校が出場。
開会式では、前回東北勢として初優勝を果たした宮城の仙台育英を先頭に、4年ぶりに代表校の選手全員がグラウンドを行進しました。
また、これまで女子生徒のみが務めてきた「式典誘導係」に男子生徒も加わり、西宮市立西宮高校の男子生徒らが歴代優勝校旗を持って歩きました。
選手宣誓は初出場、高知中央の西岡悠慎キャプテンが務め、ウォルト・ディズニーの名言を引用しながら宣誓しました。
高知中央・西岡悠慎主将
「追いかけ続ける勇気さえあれば、夢は必ずかなう。そう信じ、全国高校球児の思いを一投一打に込め、全力で戦い抜くことを誓います」
大会は休養日を含めて17日間の日程で開催される予定で、兵庫代表の社は、8月9日の大会4日目・第2試合で、西東京代表・日大三高と初戦を迎えます。
開会式の直後に行われた茨城の土浦日大 対、長野代表・上田西の試合は、土浦日大の松田に大会1号ホームランが出るなど、延長10回タイブレークを制した土浦日大が8対3で勝利を収めました。