関西・神戸空港 淡路島上空の新飛行経路案 騒音や環境への影響を検証

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関西空港と神戸空港の発着枠拡大に向け、淡路島上空の新たな飛行ルートについて騒音や環境への影響を検証する委員会の初会合が神戸市内で開かれました。

環境検証委員会は騒音や交通工学の専門家ら6人で構成されています。

去年9月の関西3空港懇談会では、関西空港と神戸空港の発着枠を拡大することで合意。

神戸空港では、2025年に1日の発着枠の上限が80回から120回に。2030年ごろには国際線が新たに就航し、発着枠が40回増える見込みです。

国土交通省が計画する新たな飛行ルート案では、関西空港の発着の飛行機が淡路島3市の上空を。神戸空港の出発便は、淡路島北部を通るほか、陸上を通過する高度が引き下げられる予定です。

委員会は年内を目標に中間の取りまとめを行う予定で、騒音による生活環境への影響や経路見直しによる課題について検証します。

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