「攻めの県政」兵庫県知事が1期目折り返しでZ世代への支援に力入れる

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兵庫県の斎藤知事が、8月1日で就任から2年を迎えました。
任期の折り返しを迎えた斎藤知事が掲げるキーワードは、「攻めの県政」です。

1日午前、兵庫県庁では、斎藤知事が幹部職員らを前に、残り2年の任期への意気込みを語りました。

知事が掲げる残り2年のキーワード。それが…。

(兵庫県 斎藤元彦知事)
「斎藤県政は、攻めの県政」

斎藤知事は公約の一つに、32億円程度だった財政調整基金、いわゆる県の貯金を100億円まで増やすと掲げていて、その額が2023年度、127億円程度に達する見込みと発表。約30年ぶりに100億円を上回る見通しです。

また、高校生や大学生など、これから社会に出ていく世代への支援に力を入れるとし、今後6年間で県立学校の設備改修などに300億円程度を投資。奨学金の返済支援の他、ヤングケアラーや妊産婦の支援に向けた制度についても検討するとしています。

(兵庫県 斎藤元彦知事)
「これから兵庫県で子育て教育をしようと思っている人にとっても、県立学校が充実しているということが安心して住み、子どもの教育を委ねられるという環境ができると強く思っている」

173の公約のうち171は、達成または、すでに取り組んでいるということで、斎藤知事は、県の財政運営についてこれからも改革を進めていくとしています。

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