全国有数のかばんの産地・豊岡市で1日、古くなったバッグや財布などに感謝し、祈りをささげる「かばん供養」が行われました。
かばん供養は、「思い出の詰まったかばんは捨てられない」という声に応えようと、豊岡鞄協会が去年から3月と8月の年2回行っているものです。
豊岡市の小田井縣神社にある、日本で唯一のかばんの神様を祭る柳の宮神社には、宮城から佐賀まで全国10都府県から届いた古いランドセルやビジネスバッグ、それに財布など29点がずらり。
神事には協会の関係者らおよそ20人が出席し、神職がおはらいをしてかばんを供養しました。
祈とうを受けたかばんは、処分されるだけでなく、リメイクしたり再利用したりするということです。