ビッグモーター前で県が調査 3店舗で木が枯れる状況など確認

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中古車販売大手ビッグモーターの店の前にある街路樹が不自然に枯れるなどしている問題で、兵庫県は、調査を行ったうち3つの店の前で、木がなくなったり枯れたりしていたと発表しました。

兵庫県内にあるビッグモーター14店舗のうち、県道に隣接する8つについて、県は、7月27日からの2日間で、店の前にある街路樹の調査を実施しました。

その結果、加古川店では、2020年の4月から7月の間に、高さ1・5メートルほどのムクゲの木が1本なくなっていた他、伊丹北店では、去年の8月からことし7月の間に、50センチほどのヒラドツツジ1株がなくなっていたと発表しました。

また、宝塚インター店については、2018年11月に、5メートルほどのクスノキ6本が枯れていたのを県の職員が見つけ、倒木の危険性があるとして伐採しています。

他の5つの店舗については、異常はみられなかったということです。

調査の結果について、県は…。

【兵庫県 道路保全課 田中秀典課長】
「故意であるかどうか。そのあたりが焦点になるかなと思っている。」

ビッグモーターは7月28日、「複数店舗において、清掃活動で使用した除草剤により街路樹が枯れた可能性が高い」とし、謝罪した上で「原状回復に向けた手続きを行う」と発表しています。

県は該当の店舗に直接出向き、実際に除草剤を使用したかなどについて確認すると共に、土壌調査も実施するとしています。

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