5月の阪神-広島戦 甲子園球場で心肺停止の50代男性を救助 4人に感謝状

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兵庫県西宮市の阪神甲子園球場内で心肺停止となった男性を救助したとして、救助に当たった4人に感謝状が贈られました。

西宮市消防局から感謝状が贈られたのは、奈良県に住む松岡凌平さん・由記さん夫婦と、いずれも神戸市に住む看護師の中澤玲哉さん、大学生で球場アルバイトの森口輝大さんの4人です。

消防によりますと松岡さん夫婦はプロ野球の試合を観に行った5月21日午後に、甲子園球場の屋内通路で、突然倒れた心肺停止の男性(50代)を発見し、即座に119番通報するなどして対応に当たりました。

その後、球場アルバイトの森口さんが、球場内に設置されたAEDを現場に運び、看護師の中澤さんが、AEDを用いた心肺蘇生を行うなどして人命救助に当たりました。

中澤さん
「普段から救急病院、救急車で心配停止の人が運ばれるようなところで働いているので、仕事の時の同じような感じで責任感というか、自分がしなければいけない気持ちになり、心肺蘇生した」

倒れた男性は病院に搬送されましたが、その後、後遺症などもなく、社会復帰を果たしているということです。

5月21日(日)は甲子園球場で、プロ野球の阪神対広島戦デーゲームが行われていました。

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