【高校野球】“兵庫の戦い”振り返る「夏のキセキ」、1日放送

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■甲子園めざした155試合

準々決勝で敗退した市立西宮、笑顔でラストミーティング/明石トーカロ球場

兵庫県内9球場を舞台に、およそ1カ月間行われた第105回全国高校野球選手権兵庫大会は、社(加東市)の連覇で幕を閉じた。
社は8月6日から甲子園球場で始まる全国大会に出場する。

兵庫大会には158校(うち2校連合が2チーム)が出場し、1回戦から決勝戦まで全155試合が行われた。
特に、社・明石商・滝川第二・神戸国際大附属のベスト4が激突した準決勝・決勝の3試合は、全て1点差の緊迫したゲームとなった。

サンテレビは試合を無料でネット配信する「バーチャル高校野球」に参画。
兵庫の全155試合を配信したほか、注目試合に取材班を出し、毎週日曜に週間ダイジェストを計4回放送した。

その集大成となる特番「夏のキセキ」を8月1日(火)夜8時24分から放送する。
兵庫県立小野高校野球部出身のフリーアナウンサー、田中大貴さんが進行を務める。

■“最後の夏”を追う

報徳学園のラストミーティング/明石トーカロ球場

番組では主な試合を振り返るほか、敗退校が試合後に行う“ラストミーティング”にも密着。

また報徳学園(5回戦で敗退)を支えた3年生マネージャーの“最後の夏”を追った。

番組を企画したサンテレビ スポーツ部の石村雄史プロデューサーは、
「日本一になるチーム以外は全て、負けて終わる高校野球。敗退して涙に暮れる選手を連日取材する中で、『悔いはないです』『やり切りました』という言葉を聞くと、救われたような気持ちになります。それは一つのことに全力で向き合ってきた証。彼らは次のステージでもきっと輝くはずです。球児たちが夏に刻んだ足跡を是非ご覧ください」と話している。
(浮田信明)

 

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