終戦から78年を前に 西宮市で原爆の悲惨さ伝える写真展

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8月15日で終戦から78年を迎えます。

広島と長崎に落とされた原爆の悲惨さと平和の尊さを伝える企画展が西宮市で開かれています。

広島県で撮影された巨大なきのこ雲。1945年8月に落とされた2つの原子爆弾は、広島と長崎の街を一瞬にして破壊しました。

西宮市はおよそ50年前から、毎年この時期に平和について考える展示会を開いています。

会場となった商業施設「アクタ西宮」には、焼け野原と化した街並みや、大きなやけどを負った子ども、それに、治療を受ける被爆者たちの写真が並び、原爆の悲惨さを伝えています。

また、爆風の熱で溶けたガラス瓶や瓦など、78年前の歴史を語る史料も並び私たちに平和の尊さを訴えています。

この他、ビキニ環礁で行われたアメリカの核実験で被爆した漁船・第五福竜丸の資料も展示されていて、訪れた人が平和を祈って折り鶴を折っていました。

この企画展は7月31日まで開かれています。

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