7月24日、兵庫県南あわじ市で、大学生3人が乗った車が橋の欄干に衝突し、乗っていた20代の女子大学生が死亡した事故で、警察は、運転していた21歳の大学生の男を逮捕しました。
過失運転致死傷の疑いで逮捕されたのは、南あわじ市に住む21歳の大学生の男です。
警察によりますと、男は24日午後6時ごろ、南あわじ市倭文の市道で、安全な速度で運転する注意義務を怠り、軽自動車を橋の欄干に衝突させ、助手席に乗っていた20代の女子大学生を死亡させた疑いが持たれています。
車の後部座席にはもう1人、20代の女子大学生も乗っていて、肝臓や肺を損傷する重傷です。
警察の調べに対し男は、「私の不注意により、同乗者2人にけがをさせたり、死亡させたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
現場は制限速度40キロの緩やかなカーブですが、車が曲がり切れず横転していて、警察は、男が制限速度を超えるスピードで運転していた可能性もあるとみて、事故の詳しい状況を調べています。