現職と新人3人の争いとなった三田市長選挙は23日、投開票が行われ、新人で元銀行員の田村克也さんが初当選を果たしました。
初当選を果たした、元銀行員の田村克也さん(57)。田村さんは、選挙戦最大の争点となった三田市民病院と神戸市北区の済生会兵庫県病院の再編統合について、神戸市への移転の白紙撤回を掲げました。
投票の結果、田村さんがおよそ1万4700票を獲得し、3選を目指した現職の森哲男さんに1000票余りの差をつけました。投票率は42・60%で、前回を12・14ポイント下回りました。
一夜明けた24日、田村さんは市役所を訪れ、市の選挙管理委員会の委員長から当選証書を受け取りました。
田村さんの三田市長としての任期は、8月8日からです。