三田市長選 新人田村氏 病院の再編統合「白紙撤回」を掲げて当選

  • X
  • Facebook
  • LINE

現職と新人3人の争いとなった三田市長選挙は7月23日投開票が行われ、新人で元銀行員の田村克也さんが初当選を果たしました。

初当選を果たした、元銀行員の田村克也さん(57)。

田村さんは、選挙戦最大の争点となった三田市民病院と神戸市北区の済生会兵庫県病院の再編統合について神戸市への移転の白紙撤回を掲げました。

田村さん
「市民病院問題もそうだが市民サービスが失われている中で、皆一律そんな話は聞いていない。知らなかった、こういう。ここは市民本位に戻すべき、それが最優先」

投票の結果、田村さんがおよそ1万4700票を獲得し、3選を目指した現職の森哲男さんに1000票余りの差をつけました。

一方、敗れた現職の森さんは市民病院の再編統合の必要性を訴えましたが…。

森さん
「やはり病院の問題、私としてはこの決断は間違っていないと思っているが、理解されなかった」

投票率は42.60%で、前回を12.14ポイント下回りました。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。