南あわじ市の養豚場で7月22日、飼育されている豚が「豚熱」に感染していることが確認されました。
県はこの養豚場の豚650頭を処分する方針です。
兵庫県によりますと、7月20日、南あわじ市の養豚場から「子豚の発育が悪い」と通報がありました。
国の検査機関が遺伝子検査を行ったところ、22日、この養豚場で飼育されている子豚10頭が「豚熱」に感染していることが確認されたということです。
これを受けて、県は対策本部会議を開き、この養豚場の豚約650頭全てを処分すると発表しました。
県内では、豚へのワクチン接種が進んでいることから、移動や出荷の制限は行わないということです。
県内の養豚場で「豚熱」が確認されたのは34年ぶりです。