■女子TGが初対戦

阪神球団が運営する女子チーム、阪神タイガースWomenが7月22日、読売ジャイアンツ女子チームと甲子園球場で対戦する。

タイガースWomenは発足3年目、ジャイアンツ女子は今年から活動していて、両チームの対戦は初。

タイガースWomen×ジャイアンツ女子戦のチラシ

試合は午後6時プレーボールで、7イニング制で行われる。 サンテレビでは女子の“伝統の一戦”を生中継する。

■永久欠番の選手も

タイガースWomenは、侍ジャパン女子代表の水流（つる）投手、坂東投手、三浦外野手、中江捕手兼内野手の4選手が揃うほか、高校日本一となった神戸弘陵学園高から安藤捕手、正代（しょうだい）内野手の強力ルーキーが加入した。

（左）3三浦伊織、（右）22中江映利加

一方のジャイアンツ女子も、侍ジャパン女子代表で、昨年、企業チーム「エイジェック」のエースとしてタイガースWomenと対戦した小野寺や、神戸弘陵学園高のエースとして昨年の全日本選手権でタイガースWomenに投げ勝った日高ら、逸材が揃う。

チームを率いるタイガースWomenの上本博紀監督（元内野手）と、ジャイアンツ女子の宮本和知監督（元投手）の顔合わせも見もの。 タイガースWomenでは、阪神の永久欠番・藤村富美男の「10」をつけた藤本内野手、村山実の「11」をつけた石村投手の縦ジマ姿も注目を集めそうだ。

■新たな歴史へ

タイガースWomenが履正社高と練習試合/7月15日、西宮市内

タイガースWomenはTG戦を前に、高校女子チームとの練習試合を数試合行った。

15日の履正社高との試合では、5回に三浦、中江らの集中打で一挙5点を挙げ、水流－坂東のリレーで勝利。 先発した安藤・正代の両ルーキーもヒットを放った。

順調な仕上がりのタイガースWomen、初のTG戦で新たな歴史を作る。 （浮田信明）