【阪神】岡田監督「甲子園に帰ってからが勝負」18日の“熱血SP”

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  • 前半戦を総括する岡田彰布監督/7月17日

  • 「熱血!タイガース党~夏はやっぱりアレやんかスペシャル~」/7月18日

■岡田監督 一問一答

プロ野球ペナントレースの前半戦が終わり、サンテレビでは7月18日、タイガース応援番組、「熱血!タイガース党~夏はやっぱりアレやんかスペシャル~」を放送した。

番組では前半戦を振り返る岡田彰布監督のインタビューを紹介した。
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Q.前半戦を振り返ってー

現状はチーム状態は良くないが、きょう(7/17、前半最終戦の試合前)の段階では、10個の貯金(7/17に勝って貯金は「11」に)があるということは、総合的にみると、良かったかな、いい前半戦だったかなと思ってます。

Q.手応えを感じるところはー
手応えはあんまり感じてない(笑)、今の状況ではね。

Q.主力の離脱が続いたー

開幕からローテーション(投手)の伊藤が出遅れた。全部の選手が揃ったこともなかった。青柳にしろ、今の西(勇輝)にしろ、近本然りですけど……後半は、ベストメンバーでどっしり戦っていきたい。

Q.前半戦のMVPはー

5月ぐらいまでは、1、2番が機能して、一番の得点力だった。ケガとかで、打つ方はそれ以降、あまりにも調子悪かったので、(MVPは)いないけど、ピッチャー、新しい力と言うか、大竹と村上でしょう、やっぱりね。

Q.後半戦のキーマンはー

夏場はピッチャーが落ちてくる。夏場は打線が奮起してもらわないと困る。奮起は全員なんで……。キーマンと言うか、(後半戦の)開幕(先発)は青柳で行くつもりなんで、青柳に、後半はずっとローテーションで、先頭に立って引っ張って行ってもらいたいと思いますね。

Q.後半戦の修正点はー

簡単なことで、まずヒットを打つ。ランナーがセカンドに行けば、打席のバッターはランナーを帰す。そういう積み重ねの、シンプルな形を作れるような、活発なゲームにしたい。

Q.「アレ」に向けてー

夏のロードがあるが、そこを乗り切って、勝負は甲子園に帰って(8/29)からと思ってる。投打……打の方は、個々が調子を上げて行くのが大事。投打ね、もう1回、いい時の感じを思い出す……「しのぐ、しのぐ」と言ったら、しんどい試合ばかりになるので、今の力を普通に出せるように、こっち(ベンチ)はバックアップして……いい時もあったわけですから、そういう感じでゲームできるように、みんなでやっていきたい。

■青柳、大山、輝……

番組では出演の野球解説者がそれぞれ後半戦のキーマンを挙げた。

ゲストの能見篤史氏は、青柳。

「後半は青柳が中心になる。やってくれると思う。(後半開幕投手に指名して)岡田監督もそれだけ期待している。まず青柳でスタート」。

“幹事長”の濱中治氏は、大山。

「大山は前半戦84試合で48打点。100打点に乗せるのは難しいかもしれないが、大山の打点が増えるということは、1、2、3番が塁に出ているということ。4番の大山が帰せるかがカギ」。

“党首”の福本豊氏は、佐藤輝明。

「率が悪い、ホームランが少ないと言われるが、結果はけっこう出している。(前半戦)最後でも出たでしょう(10号3ラン)。いつ爆発するかわからないけど、コワい!」。

(浮田信明)

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