11人が犠牲となった明石歩道橋事故の教訓伝えるパネル展 事故から22年を前に 韓国ソウルの“群衆雪崩”事故の写真も展示

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  • 事故で次男の智仁ちゃんを亡くした下村誠治さん

11人が犠牲となった兵庫県明石市の歩道橋事故から、7月21日で丸22年となるのを前に、安全について考えるパネル展が始まりました。

2001年7月、明石市の歩道橋で花火大会の見物客が折り重なって倒れ、11人が死亡、247人が重軽傷を負いました。

パネル展は事故から丸22年となるのを前に、事故の教訓を伝え、安全について考えようと明石市が企画し、会場には、当時の状況を伝える写真のほか、2022年10月に韓国ソウルで起きた「群集雪崩」事故の写真も展示されています。

7月18日は、歩道橋事故で当時2才だった次男の智仁ちゃんを亡くした下村誠治さんも会場を訪れました。

明石市は、歩道橋事故が発生した7月21日を「市民安全の日」としていて、職員の研修などに取り組むとしています。

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