フィギュアメーカーの海洋堂の作品に見られる「日本文化」に注目した特別展が、7月15日から姫路市の兵庫県立歴史博物館で始まりました。

この特別展は、兵庫県立歴史博物館の開館40周年と姫路城世界遺産登録30周年を記念して開かれたもので、芸術文化施設などを無料開放する「ひょうごプレミアム芸術デー」の期間と重なることから、開会式には斎藤知事も出席しました。

会場では海洋堂がまだ一模型店だった時代の作品をはじめ、一大ブームを起こしたお菓子のおまけフィギュアなど、海洋堂のあゆみを振り返る作品を一堂に公開しています。

また、作品に見られる「日本文化」に注目し、妖怪や仏像、郷土玩具といったジャンルに分けて紹介しています。

斎藤知事「玩具メーカーとしてフィギュアという分野を開拓されたパイオニアですので、そことコラボできて、県立歴史博物館が40周年のリニューアルした直後で、良いタイミングで特別展を開けたことは非常に良かった」

この特別展は9月3日まで開催されていて、「ひょうごプレミアム芸術デー」期間中の7月17日までは無料で観覧することができます。