夏のレジャーシーズンを迎える中、兵庫県の神戸港で7月12日、船舶事故を想定した訓練が行われました。
訓練には、神戸水上警察署や神戸海上保安部などからおよそ120人が参加しました。
訓練は観光船「ルミナス神戸2」が風にあおられて防波堤に衝突し、多数の負傷者が出たほか、乗客2人が漂流しているという想定で行われ、警察官らが要救助者の搬送や救出方法を確認しました。
神戸港で船舶事故を想定した訓練は2年ぶりの実施で、観光船を活用した大規模な訓練は初めてだということです。
訓練は事故や災害の対処能力の向上や、関係機関との連携強化を目的に行われ、夏のレジャーシーズンを迎える中、警察などが水難事故や船舶事故に備えています。