落とし物の所有者を装い、金属バットをだまし取ったとして11日、兵庫県立特別支援学校の任期付き講師の男(36)が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、芦屋市に住む県立芦屋特別支援学校の任期付き講師の男です。
警察によりますと、男は、2023年3月16日に西宮市の甲子園浜野球場で落とし物として保管されていた金属バット1本(時価約4万円)の所有者になりすまし、球場の管理者に「バットを取りに来ました」などと言い、だまし取った疑いが持たれています。
金属バットは、2023年3月に、男が試合で球場訪れた際、別のチームの選手がベンチに置き忘れていたもので、チームメイトが球場の管理者に届けていました。
所有者の男性がインターネット上のフリマサイトに、自らの金属バットが出品されているのを見つけ、その後、警察が出品情報や防犯カメラの映像を調べるなどして、男が浮上しました。
調べに対し男は、「間違いない」と容疑を認めているということです。 警察は、動機について詳しく調べています。