カテーテル手術の後に複数の患者が死亡したなどとする告発があった兵庫県神戸市の病院に対し、市が2度目の立ち入り検査をしました。
立ち入り検査が行われたのは、神戸市垂水区にある神戸徳洲会病院です。
この病院では、2023年1月以降、男性医師が担当したカテーテル手術の後に患者6人が死亡したなどとする内部告発があり、市が7月5日に立ち入り検査を行っていました。
市によりますと、7月10日の立ち入り検査では、法令違反は見つからなかったということですが、死亡した患者のカルテに一部不備が見つかったということです。
病院側は市に対し、「医療事故とは認識していない」と説明していますが、調査委員会を立ち上げ詳しく調べることにしています。