赤穂市の29歳の会社員男性が現金620万円をだまし取られる

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兵庫県赤穂市に住む29歳の男性が2023年5月からの約1か月間で現金およそ620万円をだまし取られました。

警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

赤穂警察署によりますと、2023年5月9日から6月6日までの間、赤穂市に住む29歳の会社員の男性のスマートフォンに、サイバーセキュリティセンターの職員を名乗る男らから「サイト利用料の未納がある」「このままでは裁判になる」などといったウソの電話が繰り返しかかってきました。

男性は相手に指示されるまま、市内のコンビエンスストアで電子マネーカードを購入し、8回にわたって、合わせて188万円分の電子マネー利用券をだまし取られたほか、宅配便で相手が指定する宛先に400万円を送るなど、現金合わせておよそ620万円をだまし取られたということです。

男性はこの間、消費者金融4社から現金300万円ほどを借りていて、7月に入り、消費者金融から督促状が自宅に届いたことで、同居する家族が不審に思い、警察に相談して詐欺の被害が発覚しました。

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