「やるんだったら自分判断で実行しろ」新型コロナ持続化給付金詐欺容疑で40代男2人を逮捕

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新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、兵庫県警豊岡署は5日、40代の男2人を逮捕しました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも豊岡市に住む42歳の建設業の男と、48歳の解体業の男です。

警察によりますと、2人は共謀して2020年9月に、中小企業庁の新型コロナ持続化給付金申請サイトにうその内容で申請し、建設業の男の口座に100万円を振り込ませた疑いが持たれています。

解体業の男の指示で、建設業の男は架空の事業者として申請していて、その際、うその売り上げ額などを記載していたということです。

2023年4月に情報提供があり発覚しました。

警察の調べに対し、2人は容疑を否認していて、申請した建設業の男は、「でたらめな数字だったことは間違いないですが、不正な受給になるとは思ってませんでした」と供述。

指示した解体業の男は、「私が詐欺のやり方・方法を教えたことは間違いありませんが、私は1円ももらっていません」と話し、「やるんだったら、自分判断で実行しろと言った」という趣旨の供述をしているということです。

解体業の男は過去にも、同じ手口で逮捕・起訴されています。

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