「おにぎりは盗んだが、暴行は加えてない」容疑を一部否認 加古川のコンビニ おにぎり強盗の疑いで無職男が逮捕

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兵庫県加古川市のコンビニエンスストアで3日、おにぎりを盗んだ後、追いかけてきた店長を転倒させけがを負わせたとして、無職の男(41)が逮捕されました。

強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、自称、大阪府寝屋川市に住む無職の男(41)です。

警察によりますと、男は、7月3日午前5時45分ごろ、加古川市平岡町土山にある、コンビニエンスストアでおにぎり1個を代金を払わず持っていたリュックに入れて店の外に出て、店の前に止めてあった自転車に乗って数十メートル逃げたところ、走って来た店長に追いつかれ、店長の手をつかみ転倒させ、けがをさせた疑いが持たれています。

店長が「何か盗んでいませんか」と問いただしたところ、男は「おにぎりのことですね」と答え、盗んだおにぎりを店長に返したということです。

店長は、右手と膝を擦りむく軽傷だということです。 店長の通報を受けた警察が周囲を捜索したところ、店の近くで男を発見し強盗致傷の疑いで緊急逮捕しました。

警察の調べに対し男は、「おにぎりを盗んだことは間違いないが、逮捕を免れるために暴行を加えたわけではない」「店長に持っていたリュックをつかまれたので、取り返すためだった。 」などと容疑を一部否認しています。

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