2023年5月に兵庫県伊丹市を流れる天神川の堤防が決壊した大雨被害を受けて、県は、浸水の被害に遭った住民らに向けた貸付金制度を設けると発表しました。
5月上旬の大雨の影響で、伊丹市を流れる天神川の堤防が約30メートルにわたって決壊し、周辺の住宅など計12軒が床上・床下浸水の被害を受けました。
これを受け兵庫県は、被害に遭った住民や事業者向けに、最大150万円の貸付金制度を設けると発表しました。
対象は、被害を受けた住宅や事業所など約60軒で、エアコンなどの家電や自動車の修理などにも充てられます。
申請は7月3日からで、県は、貸付金制度とは別に補償についても検討しているということです。