高校野球兵庫大会の試合が7月1日から始まります。 兵庫県の公立高校の雄・東播磨のエースは身長188センチです。この夏の主役になるか、原田投手を取材しました。
兵庫県稲美町の県立東播磨高校。2021年春のセンバツ大会に21世紀枠で初出場し、春夏通じて初めて甲子園出場を果たしました。
チームを率いるのはOBの福村順一監督。機動力を武器に公立校を3度甲子園に導いた名将です。
部員の中でひと際目立つ大きな体、エースの原田祐人投手。プロのスカウトも注目する身長188センチの大型右腕です。
【原田投手】
「チームを勝たせる投手になりたい。ピンチに投げ切ってこそエース」
原田投手は長身から投げ下ろす最速135キロの角度ある直球が持ち味で、フォークやカーブカットボールを操ります。
【原田投手】
「真っすぐと変化球を織り交ぜて、しっかり打ち取る投手になりたい」
福村監督は原田投手を1年生からマウンドに立たせていました。
【福村監督】
「当初は120キロ出ていない投手だったが、体が大きくなって、球速は130キロ後半まで努力して、体は天性のものだがそれだけではなく努力してここまで成長した」
原田投手とバッテリーを組むのは強肩強打のキャッチャー・主将の渡部遥斗選手です。
【渡部主将】
「経験ある投手なので、エースとして僕のリードを信じて投げてくれる」
原田投手と渡部選手は同じクラス。互いの学校生活を聞いてみると…。
【渡部主将】
「(原田投手は)めちゃめちゃマイペース。授業始まるのに、ギリギリまで弁当食べている」
【原田投手】
「(渡部主将は)真面目だ。授業中も提出物も全部しっかりして小テストは全部満点」
夏の主役になるか、東播磨のエース・原田投手に注目です。
【原田投手】
「絶対に負けないという強い気持ちをもって、しっかり投げ切りたい。県で一番になって胸を張って甲子園に行きたい」