6歳男児の遺体発見から1週間 容疑者の自宅から鉄製の棒状のもの押収

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兵庫県神戸市西区の草むらで、スーツケースに入った6歳の男の子の遺体が見つかってから6月29日で1週間です。容疑者らの自宅から、鉄製の棒状のものが押収されたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

6月22日、神戸市西区の草むらで近くに住む6歳の男の子の遺体がスーツケースに入った状態で見つかりました。警察によりますと、遺体には背中を中心に多数のあざがあったということです。

警察は、男の子の母親(34)や、叔父(32)らきょうだい4人が男の子の祖母(57)を監禁した上、鉄パイプのようなもので殴ったなどとして、傷害と監禁の疑いで逮捕・送検しています。

その後、容疑者の自宅から鉄製の棒状のものが押収されたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

これまでにきょうだいのうち1人は、「大地容疑者の指示で母親を殴った」などと供述。
沙喜容疑者は「遺体をスーツケースに入れてきょうだい4人で遺棄した」などと話しているということです。

一方、6月20日大阪・梅田の商店街の防犯カメラには、容疑者と見られる4人が写っていました。
警察は、4人の足取りや家庭内でのいきさつを引き続き捜査しています。

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