2022年、兵庫県尼崎市で全市民の個人情報が入ったUSBメモリーが一時紛失した問題で、市は委託先の業者に約2950万円の損害賠償を請求し全額入金されたと発表しました。
2022年6月、尼崎市では、業務委託を受けたビプロジー社の再々委託先の男性社員が全市民約46万人分の個人情報を無断でUSBにコピーし一時紛失しました。
問題をめぐり、市は第三者委員会の設置や臨時広報誌の発行など対応にかかった経費約2950万円を業務委託先のビプロジー社に請求したところ、納付期限前の6月29日に全額返金されたということです。
尼崎市は、「今回の事案を教訓に二度と同様の事案を起こさぬよう情報セキュリティー対策を徹底し、市民の安心・安全の確保に努める」としています。