神戸市は、樹木を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」などへの対策を発表しました。
神戸市で近年、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」と「ツヤハダゴマダラカミキリ」の2種類によるサクラやウメなどへの樹木の被害が確認されています。
どちらも繁殖力が強く、幼虫になると樹木を食べることで枯れてしまう可能性があります。
幼虫は樹木の内部で冬を越すため、市は対策として、大きな被害が確認された場合、冬の時期に伐採や焼却処分を行うほか、農薬を注入して駆除するとしています。
神戸市は、市民が捕獲した外来カミキリムシの回収などさまざまな対策を積極的に実施し、根絶を目指したいとしています。