朝来市で29日、地元の小学生たちが特産の「岩津ねぎ」の植え付けを体験しました。
「岩津ねぎ」の植え付け体験は、子どもたちに特産品への愛着を深めてもらおうと、朝来市が地元農家と連携して毎年行っており、29日は中川小学校の3年生の児童15人が参加しました。
江戸時代から栽培が始まったとされる岩津ねぎは、豊かな香りと甘さ、柔らかさが特徴で、岩津地区を中心に朝来市内に限って生産されています。
児童らは小学校近くの体験学習用の畑で地元の生産農家から指導を受け、20センチほどの長さの苗およそ1000本を植え付けていきました。
植え付けたネギは80センチほどの長さに成長するということで、12月には収穫体験も行われ、子どもたちが調理実習でお好み焼きなどにして食べるということです。