■14チームが参加
V2に降格した女子バレーボール・ヴィクトリーナ姫路が、今週末、Vリーグの公式戦「V・サマーリーグ西部大会」(6/30~7/2 滋賀県)に参戦する。
シーズンが終わった5月、ヴィクトリーナ姫路は選手11人が退団し、監督も交代した。
かわって6月に新しいコーチとして、男子V1・堺ブレイザーズ前コーチの長江祥司氏が着任。
PFUから森田茉莉(リベロ)が移籍し、選手は総勢18人となった。
日本代表・宮部藍梨は、ネイションズリーグ出場のため不在だが、
ケガから復帰したキャプテン荒谷栞が元気なプレーを見せている。
サマーリーグは10月のVリーグ開幕を前に、主に若手選手が登用される公式戦で、西部大会には、V1・V2など14チームが参加。グループ戦を勝ち抜いたチームが決勝トーナメントに進む。
アビタル・セリンジャー新監督が8月着任のため、サマーリーグは長江コーチが指揮を執る。
■泥臭いバレーを
長江コーチは大会に向けて、「優勝をめざす。選手はディグ(スパイクをレシーブすること)の力があるので、ボールを拾って“泥臭い”バレーをしたい。意図を持ったプレーを心掛けたい」と語った。
また荒谷キャプテンは、「V2降格でチームは落ち込んでいたが、今はポジティブに切り替えられた。もう一度、強くなりたい。自分も2シーズン休んでいたので、サマーリーグではプレーでチームを引っ張りたい」と意気込みを見せた。
(浮田信明)