神戸市北区男子高校生殺害事件 懲役18年の判決不服 男が控訴

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2010年に神戸市北区で男子高校生が殺害された事件で、殺人の罪に問われ、懲役18年の判決を受けた当時17歳の男が、判決を不服として大阪高裁に控訴しました。

2010年、神戸市北区で当時高校2年だった堤将太さん(当時16)がナイフで刺され死亡した事件では、事件当時17歳の少年だった男(30)がおととし、逮捕され、殺人の罪で起訴されました。

一審の神戸地裁で開かれた裁判員裁判では、男は殺意を否認していて、弁護側は当時男には妄想や幻聴があり心神耗弱状態だったとして、懲役8年が相当だと主張していました。

6月23日の判決で神戸地裁は、男に当時精神障害はなく、殺意は明白だったと指摘し、懲役18年を言い渡していました。男はこの判決を不服として、27日付で大阪高裁に控訴しました。

堤将太さんの父・敏さんはサンテレビの取材に対し、「全く悪いと思っておらず反省もしていない。謝罪の言葉もうそだった」と憤りを語りました。

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