兵庫県神戸市西区で50代の母親を監禁し、けがをさせた疑いで逮捕された男女4人のきょうだいの身柄が神戸地検に送られました。同居する6歳の男の子は遺体で見つかっていて、警察が関連を調べています。
監禁と傷害の疑いで24日送検された神戸市西区の無職の男(32)と姉(34)らきょうだい4人は、2023年3月ごろから6月20日ごろまでの間、同居する57歳の母親を自宅の押し入れに監禁し、鉄パイプのようなもので殴るなどしてけがをさせた疑いが持たれています。
また、22日、自宅近くの草むらでは、スーツケースの中から姉の長男の修ちゃん(6)が遺体で見つかりました。
司法解剖の結果、修ちゃんの死因は打撲による外傷性ショックの疑いであることが分かりました。
背中を中心に多数のあざが見られたということで、警察は、4人の母親と修ちゃんが家庭内で虐待を受けていたとみて詳しく調べています。