6歳男児死亡を受け神戸市こども家庭局が会見「あざがあった」と報告

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6月22日に兵庫県神戸市西区の草むらで6歳の男の子の遺体が見つかったことを受け、神戸市こども家庭局は23日会見を開き、4月に保育士から「男の子の肩とおしりにあざがある」と報告があったことを明らかにしました。

神戸市こども家庭局によりますと、男の子は0歳から保育園に通っていましたが、2023年2月頃から休みがちになり、3月は5日間、4月は2日間しか通園していなかったということです。

そして4月24日に保育士から男の子のおしりと右肩にあざがあると通告を受け、西区の職員が家庭訪問をしましたが、男の子に会えず、5月1日に再訪問した際に右肩のあざは消えて確認できなかったということです。

またこの時、母親から「育てにくさがある。一時保護してほしい」と申し出があり、男の子は大人に対して暴力的で祖母を殴る行為があると説明したということです。

神戸市は一時保護に向け動いていましたが、面談を繰り返すうちに「子どもの状態が落ち着いている。家族で面倒を見る。一時保護は必要なくなった。」と申し出が変わったため、6月1日の家庭訪問を最後に経過を観察していたということです。

神戸市子ども家庭局は何らかの支援が必要な家庭であることを認めつつ、「残念な結果になったことは心が痛む。必要な支援は行っていた」とコメントしています。

神戸市は市の対応に問題がなかったか検証することにしています。

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