母親を押し入れに監禁し、暴行を加えたとして神戸市西区の30代の息子と娘の4人が22日、逮捕されました。近くの草むらからは6歳の男の子の遺体が見つかっていて、警察が関連を調べています。
監禁と傷害の疑いで逮捕されたのは、神戸市西区の無職の男(32)ら30代の男女のきょうだい4人です。
警察によりますと、4人はことし3月ごろから6月20日ごろまでの間、同居する57歳の母親を自宅の押し入れに数十回監禁した上、顔を殴ったり、背中を鉄パイプのようなもので殴りけがをさせた疑いが持たれています。
母親は、4人が出かけている隙に逃げ出し、20日夜に神戸市垂水区内で保護されたということです。警察は4人の認否を明らかにしていません。
また、22日午後6時過ぎ、自宅近くの草むらからは、逮捕された長女の息子で6歳の修(なお)ちゃんの遺体が見つかりました。
警察は修ちゃんの死亡に4人が関与した可能性もあるとみて、詳しいいきさつを調べています。