神戸市西区の草むらから6歳男児の遺体 母親ら30代のきょうだい4人は自分たちの50代母親を監禁しけがさせた疑いで逮捕

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22日午後、兵庫県神戸市西区の草むらで6歳の男の子の遺体が見つかりました。
警察は、男の子の母親ら4人のきょうだいが、自分たちの50代の母親を監禁しけがをさせた疑いで逮捕していて、関連を調べています。

監禁と傷害の疑いで逮捕されたのは、神戸市西区で同居するいずれも無職の女(34)ら30代の男女のきょうだい4人です。

また、4人の自宅近くの草むらから遺体で見つかったのは、女の長男で6歳の修(なお)ちゃんです。

警察によりますと4人は、2023年3月ごろから6月20日ごろまでの間、同居する57歳の母親を、自宅の押し入れに数十回にわたり閉じ込め、顔を殴ったり、背中を鉄パイプのようなもので殴ったりしてけがをさせた疑いが持たれています。
警察は4人の認否を明らかにしていません。

この家には4人と母親、そして修ちゃんの6人暮らしだったということで、母親は、4人が出かけているすきに逃げ出し、20日の夜に神戸市垂水区内で保護されました。

4人は22日午後、神戸・三宮で警察に確保され、事情を聞く中で、このうち1人が修ちゃんの遺体がある草むらに警察官を案内したということです。

警察は、修ちゃんの死亡に4人が関与した可能性もあるとみて詳しい経緯を調べています。

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