明石歩道橋事故の遺族会が解散 「雑踏警備のあり方を改めさせるという役割を果たした」
2001年7月、明石市の花火大会でJR朝霧駅と大蔵海岸を結ぶ歩道橋で群衆雪崩が発生し、幼い子ども9人を含む11人が死亡、247人が重軽傷を負いました。
遺族らは事故の真相究明を求めて「明石歩道橋犠牲者の会」を結成し、集団訴訟など様々な活動を行ってきましたが、きょう書面で解散を発表しました。
書面によりますと、解散の決議は4月23日付けで、「民事裁判を通じ、雑踏警備のあり方を改めさせるという役割を果たした」などとしています。
また、遺族会が歩道橋に設置した「想の像」は明石市に寄贈したということです。