「知らない男に襲われ、首にキスマークをつけられた」などと嘘の110番通報をし、警察の業務を妨害したとして、神戸市灘区の22歳の女が逮捕されました。女は「交際相手に浮気がばれるのが怖かった」と容疑を認めているということです。
偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、神戸市灘区に住む22歳の無職の女です。 警察によりますと、女は5月12日午前7時過ぎ、「午前6時半ごろ、インターホンが鳴って家のドアを開けたら、男が入ってきて上の服を脱がされ、胸を触られたうえ、首にキスマークをつけられた」などと嘘の110番通報をし、警察の業務を妨害した疑いがもたれています。
警察は、強制わいせつ致傷の疑いもあるとみて、捜査していましたが、周辺の防犯カメラを調べたところ、女が犯行があったと話す時間帯に、女が家におらず、帰宅している様子が写っていました。女は一人暮らしだったということです。
警察の調べに対し、女は「首にキスマークがついていて、交際相手に浮気がばれるのが怖かったので、嘘の110番通報をしました」と容疑を認めているということです。