丹波篠山市の美術館では、濃いコーヒーを飲むための小さなカップ、デミタスカップを集めた特別展が開かれています。
繊細な花と小鳥が装飾されたカップとソーサー。
1800年代後半のドイツのマイセンの作品です。
丹波篠山市の兵庫陶芸美術館では、デミタスカップを集めた特別展を開催。
1800年代のヨーロッパでは、コーヒー文化が浸透し、濃いコーヒーを飲むためのデミタスカップの多彩なデザインが生み出されました。
今回の特別展では、2000点を超えるデミタスカップを所蔵する村上和美さんのコレクションの中から約380点を紹介。
中には、京都で作られた京薩摩・錦光山のカップや、光に透かすと日本髪の女性が浮かび上がる石川県・九谷焼の作品など国内の名品も展示されています。
この特別展は8月27日まで開かれています。