災害時に救助や復旧活動を支援しようと、神戸市内の建築業者で作る団体が出動訓練を行いました。
神戸市のみなとのもり公園で行われた訓練には、神戸市危機管理室と神戸市建築協力会に加盟する125人が参加しました。
神戸市建築協力会は市内に本店を置く建築業者27社で構成され、地震や水害などが発生した際、災害奉仕隊として救助や復旧活動を行います。
1965年に創設され、28年前の阪神淡路大震災の発生時には、市から要請を受け救助活動などにあたりました。
20日の訓練は、市から出動要請があったことを想定し、隊員が一堂に会し人数の確認や報告を行うなどの手順を確認していました。
神戸市建築協力会は、今後も不測の事態に備えて訓練を重ねていきたいとしています。