兵庫県加古川市では、特産品のパスタの原料となる小麦の収穫が行われています。
加古川市では、八幡町の地元農家らが設立した「八幡営農」が中心となってパスタの麺に加工される「デュラム小麦」の栽培が行われています。
「デュラム小麦」はほとんどが輸入に頼っていましたが、加古川市では、2010年から国産品種の栽培を進め、今では日本最大のデュラム小麦の生産地となりました。
現在は、豊かな香りとモチモチとした食感が特徴の特産品「加古川パスタ」を商品化していて、市内の学校給食にも使われています。
2023年も収穫シーズンを迎え、日の光をたっぷりと受けて育った麦の穂がコンバインで次々に刈り取りられていきました。
「加古川パスタ」は、市内や周辺地域のJAで販売されているほか、ふるさと納税の返礼品としても取り扱われています。