スマートフォンを活用して災害情報の共有の仕方などを学ぶ防災講座が西宮市の高校で開かれました。
この防災講座は災害時におけるスマートフォンの活用方法や、被害情報などの扱い方を高校生に学んでもらおうと、KDDIが全国各地で実施していて、県立鳴尾高校では去年に続いて2回目です。
講座は、1人に1台専用のスマートフォンが貸し出され、野外活動中に大地震に遭遇した設定で行います。
生徒たちは、スマートフォンのチャットアプリを使って自分たちがいるエリアの被害状況をはじめ、安全な避難経路、救助へ向かう場所などを共有し合い、災害時の情報の伝え方や見極め方を学びました。
主催したKDDIは、「今後も講座を通じて災害時に必要な知識や情報を伝えていきたい」としています。