■WEリーグ最終節
INAC神戸 2-2 AC長野/6月10日
(長野Uスタジアム)
女子プロサッカー「WEリーグ」は6月10日、最終22節5試合を行い、発足2年目の全日程を終えた。
2位が確定しているINAC神戸レオネッサはアウェイでAC長野と対戦。
2度リードされたが、MF守屋都弥とFW阪口萌乃がそれぞれ同点ゴールを決め、引き分けた。
INAC神戸は13勝5分2敗、勝点44でシーズン終了。優勝した浦和には勝点で「8」ポイント差をつけられた。
今シーズンは15節まで無敗だったが、5月に新潟と浦和に痛い敗戦を喫し、連覇を逃した。
優勝チームを引き継いで今シーズンから指揮を執ったパク・カンジョ監督(元・ヴィッセル神戸MF)は、試合後の記者会見で自らの進退について、「シーズン前から、優勝できなければ退任する覚悟だった。優勝できなかったので退任します」と語った。
■13日にW杯メンバー発表
WEリーグは11日、今シーズンの「優秀選手賞」受賞の30人を発表した。
INAC神戸からは、GK山下杏也加、DF土光真代・三宅史織・守屋都弥、MF伊藤美紀・成宮唯、FW田中美南の7選手が選ばれた。
またFIFA女子ワールドカップドイツ大会(2011年)の優勝メンバーで、42歳のDF安藤梢(浦和)も選出された。
13日には、7月開幕のW杯オーストラリア・ニュージーランド大会に出場する「なでしこジャパン」のメンバーが発表される。
午後1時からのメンバー発表会見はインターネットでライブ配信される。
(浮田信明)