兵庫県出身の柔道選手阿部一二三、詩きょうだいが10日、姫路市で子どもたち向けの柔道教室を開きました。
姫路市内の柔道場を訪れたのは、神戸市出身の柔道選手で、2021年の東京オリンピックできょうだいそろって金メダルを獲得した、兄の阿部一二三選手と妹の詩選手です。
この柔道教室は、新型コロナの影響で柔道に触れる機会が減った子どもたちに、柔道の楽しさや切磋琢磨できる場をつくりたいという思いから企画され、地元の小学5年生と6年生計約300人が参加。
子どもたちは、2人から直接、得意技の背負い投げや内股など世界トップレベルの技の指導を受けていました。
(阿部一二三選手)
「元気過ぎるぐらい元気だったなという印象 パワーをもらった 元気をもらった」
(阿部詩選手)
「子どもたちに夢を与えられる存在になったと思うと、頑張ってよかったなと思う反面、これからも もっと頑張らないとなと思った」
11日は、小学生が出場する柔道大会が開かれます。