兵庫県の斎藤知事は7日、新型コロナウイルスの無料検査事業をめぐり、受託事業者による不正請求が1件発覚したと発表しました。
新型コロナウイルスの無料検査事業について県は、国からの交付金74億円を使い110の事業者に委託し、359箇所で実施してきました。
今回不正が確認された事業者は1件で、未承認の抗原検査キットを使用していたことが通報で発覚し、県はこの事業者を交付金の対象外としたということです。
新型コロナの無料検査事業をめぐっては大阪府で42億円の不正請求が発覚していて、県では今後、受託した全事業者を対象に調査を行い、不正が確認された場合、法的措置を含めた厳正な対応を行うとしています。