兵庫県三木市は、市内の小学校で 教員のみが閲覧できる児童の個人情報が、児童も閲覧できる状態になっていたと発表しました。学校側は、保護者に謝罪しています。
市によりますと、2023年4月、市立自由が丘東小学校で、教員のみが閲覧できる6年生の全児童45人分の健康状態や学校での様子などが記録されたデータが、児童も閲覧できる状態になっていました。
データは、学校内のサーバーに保存されていて、教員が誤って共有フォルダに移してしまったということです。
6月1日に児童の1人が、支給されているタブレットで偶然データを見つけ閲覧。
帰宅後に、保護者から学校に連絡があったということで、データは共有フォルダ内からすぐに削除されました。
学校側は3日に、6年生の全児童45人の家庭を訪問し、経緯の説明と謝罪をしています。
市は、カウンセラーを学校に派遣し児童のメンタル面のケアを行っていて、今後 個人情報を保存する際には、パスワードを設定するなど、再発防止に努めるとしています。