2023年06月02日(金曜日) 17:36 地域・まち

雨のピークは過ぎつつあるものの地盤が緩んでいる所あり 引き続き土砂災害や河川の増水に警戒

梅雨前線や台風2号の影響で、兵庫県では、2日夜にかけて線状降水帯が発生して大雨の災害の危険性が高まる可能性があります。

神戸地方気象台は、低い土地の浸水や河川の増水などに警戒するよう呼び掛けています。

神戸地方気象台によりますと、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となり、梅雨前線の活動が活発となるため、兵庫県では、2日夜遅くにかけ、雷を伴った激しい雨が降る見込みです。

県内での降水量は、神戸市中央区で、午前11時40分までの12時間で86・5ミリ、西宮市で、午後1時20分までの12時間で98ミリとなり、いずれも6月の観測史上最大となりました。

神戸市、明石市、西宮市、南あわじ市に発表されていた土砂災害警戒情報は、午後2時に解除されています。

交通にも影響が出ています。 JR加古川線の一部の区間では、線路が冠水し、朝から駅員らが対応に追われました。

JR西日本は、加古川線の加古川−谷川(たにかわ)駅間と姫新線の姫路−上月駅間の2日の運転を終日取りやめています。 兵庫県では、3日昼前にかけて大雨が予想されていて、神戸地方気象台が低い土地の浸水や、河川の増水・氾濫に警戒するよう呼び掛けています。

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