「災害時に役立ててほしい」南あわじ市の地元企業が防災深井戸を寄贈

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南あわじ市で5月30日地元企業が市に対し、災害時に活用できる新しい井戸を寄贈しました。

南あわじ市に井戸を寄贈したのは、地元で住宅用品の販売・施工業を営む株式会社大幸で創業50周年の記念事業として倭文公民館の敷地内に深さ45メートルの「防災深井戸」を新設しました。

贈呈式では、大幸の太田幸男社長から、守本憲弘市長に目録が手渡された後、井戸が除幕されました。 この井戸は災害時の生活用水確保のため、市が事業所などの所有する井戸を「災害時協力井戸」として登録するよう呼び掛けたのに応えたもので、子どもから高齢者まで簡単にくみ上げができる手押しポンプ式で、停電時のくみ上げも可能です。

寄贈された井戸は、平時は公民館周辺の花壇の散水など地域で活用されるということです。

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